二荒山新橋のパンフレットをもらいましたので、そこに書いてある解説を紹介しておきます。
新橋の構造上の特色と・特長
神橋は木製の橋で石の橋脚に支えられ、全体が漆塗りで高欄や飾り金具が付いている全国でも非常に珍しい橋です。
中善寺湖から華厳の滝を落ちて流れる大谷川に架けられ、長さ28m・幅7.4m・水面からの高さ10.6mもあります。奈良時代にはじめて架けられ、江戸時代初期に現在の形になりました。
乳の木と呼ばれるケヤキ材の橋桁を両岸の地面や岩盤に埋め込んで、鳥居の形をした石の橋脚で支え、両岸から伸びたケヤキ材を別の1本でつないでその上に橋板を渡しています。
両端と中央にそれぞれ3本ずつ計9本の乳の木で構成されます。又雨や雪などから守る為に橋桁に小屋根が掛けてあり、その上に橋板が置かれています。
神 橋 の 伝 説
奈良時代の末、男体山(二荒山)の登頂を試みる勝道上人とその一行は大谷川の激流のため渡る方法がなくこまり果て、上人が手を合わせて一心に祈ると、川の北岸にひとりの神人が現れました。その姿は夜叉のようで、右手に二匹の蛇をまき、上人に向かって「我は深沙大王である。汝を彼の岸に渡すべし」と言いながら手から赤と青二匹の蛇を放つと、たちまち川の対岸とを結び、虹のように橋をつくり蛇の背に山菅が生えたので、上人一行は無事に渡ることができ、振り返って見ると神人も蛇橋もすでに消えていました。上人は合掌して深沙大王の加護に感謝し、それ以来この橋を山菅の蛇橋と呼んだといいます。 |

山菅らしい。本当かどうかは不明。 |
左の写真ですが、
バスガイドさんによると、これが
「山菅」だと言っていました。
本当でしょうかね?? |

これが、女性の橋姫神 |

こちらが男性の深沙大王 |
橋姫さまの祈り
二荒山神社神橋には、「橋姫神」という姫神様が祀られています。対岸の深沙大王と共に男女一対となり橋の守護神として、橋の恒久的な安泰を橋を渡る人々の安全を祈っています。
そして橋姫神は日光の聖域との間を取り持ち結ぶ力を持ち、良い縁を結ぶ神様として多くの人々の崇敬をあつめ、願いを込めて神橋を渡ると心が豊かになり元気がでてきます。又この橋を渡り結婚式を挙げた二人は末永く幸せになると云われています。 |
帰り際に、さっきの展示パネルを見てみると、神橋修理工事時の様子がよく分かります。この神橋全体を囲って修繕をしたのですね。
それも、何年もかけて。写真では、平成11年から平成16年までの様子が展示されています。
分かりやすいように大きめの写真で紹介します。 |

平成11年1月 素屋根躯体架設 |

平成11年2月 高欄解体終了・橋板解体 |

平成12年8月 腐朽・破損箇所の補修 |

平成13年4月 架構部組立(桟梁組立) |

平成13年6月 架構部材銅板茸 |

平成13年11月 橋板張り終了 |

平成14年7月 高欄部組立終了 |

平成16年3月 弁柄漆塗 |